今回のご依頼は、既存の床(塩ビタイル)から木のフローリング (ベンガラ塗装)へのリフォーム。
施工前はシンプルでスッキリした感じでした。
既製の無垢材リフォームフロアを使い、表面のコーティング塗装をはがして無塗装の状態へ。
<既製の材と表面を剥がした材>
そこへベンガラ塗料で着色、柿渋&ミツロウワックスで保護しました。
サンプルの色は、上から蘇芳(スオウ)、代謝(タイシャ)、碾茶(テンチャ)。
材料の左から、ベンガラ+柿渋+ミツロウ、ベンガラ+ミツロウ、ミツロウワックスのみです。
写真では違いが分かりづらいけど、柿渋を足すことによって一膜でき破水性が上がり、細かな光沢が出ます。時を経て少しづつ色が濃く変化していくのも特徴です♩
オーナーさんも一緒に仕上げていきます♩
植物に囲まれた素敵なお庭で、気持ちのいい風が吹きベンガラ日和♩
芝生の上で、蘇芳の色が映えます。琉球赤瓦を感じさせる色です。
出来上がった床は、素足で歩きたくなる気持ちよさ♩
表面を一本づつ削った凹凸と木の色合いの違いに、手作業で行ったベンガラ塗料の味が加わり、何ともいい雰囲気になりました〜!
この場所は、読谷村にあるコンドミニアムホテルT-Roomのショップスペースになる予定。
ホテルで扱っているこだわり商品が、ここで購入できるようになるそうです!
ゆったりと贅沢な間取りに、海を眺めるロケーション♩
心落ち着ける空間がまたひとつ増えました。