私たちの工房には小さな家があります。
そこにはキッチンと横になれる畳スペース、そして薪で湯を沸かす五右衛門風呂があります。
小家の材料は古材のヒノキと杉を主に使っています。
KAZお得意の組む構造で、釘などは使わずガッチリ造っています。何度か来た大型台風にもびくともせず、安心感がありました♩
ドアやテーブル、食器棚まで、小家のモノはほとんど手づくりです。
木部はすべてベンガラ塗料で仕上げているので、『つちかえる』&『まるみつこうさく』のモデルルームとして、お客さんにも公開しています♩
そんな小家が出来て約3年、梅雨明けを期に小家全体をメンテナンスしました。
畳を干して、床下に入れた炭を取り出して、壁の漆喰を塗り直し、木部全体は柿渋とオイルでメンテナンスをしました。
普段から触る場所は、手や足の油でつやつやしていていい感じですが、触らない場所や雨風の当たる外部は、乾燥で木がカサついています。
ついでに天然素材の網やカゴなどもお手入れしてあげました。
艶々になった小物や小家が喜んでいるように感じます♩
今回のメンテナンスで、モノを大切にすることは、それによって自分が満たされるということに繋がると、あらためて感じました。
そんな空間に囲まれて生活ができることがとても幸せです。
感謝を込めて、ありがとう。
これからもどうぞよろしく♩